トレール系注文徹底ガイド

 

 

 

三菱商事フューチャーズが提供する「クイックトレール注文」。

利益確定注文もラクラク。難しい相場予測から解放されます。

 

1. クイックトレール注文ってなに

そもそもクイックトレール注文とはどのような注文でしょう。

例えば、買いポジション保有後に決済(売り)注文を出す場合、クイックトレール注文は、「発注以降の上昇により順次更新される高値(発注時点の高値はその時点の相場)から【○○円(指定幅)】下がったら、その時点で決済しなさい」という自動売買の指示が出せる注文です。
通常の指値による決済と比べ、指定幅の下落がない限り決済が行われない分、さらなる利益拡大のチャンスが見込めます。また「いくらまで上がりそうか」と最高値の予想を行う必要がありません。

 

当社のクイックトレール注文は一般のトレール注文より簡便に発注できるようカスタマイズされており、また「売・買」「新規・決済」の別なく利用可能ですので、いろいろな場面での活躍が期待できる注文機能です。また指値と組み合わせた「トリガートレール」等の各種複合注文もご利用いただけます。

 

 

言い換えれば、クイックトレール注文とは前述の高値からの下落が指定幅(トレール幅)に達しない限り、決済の売り注文は執行されず、指定幅以上の下落で初めて決済が自動的に行われる注文ということになります。
従って、指定幅に達する下落がない限り、上昇に伴って利益は理論上は無限大となるばかりか、上昇相場の過程で無駄なアクション(早すぎる利食いや高値買い直し等)が排除され易くなるという利点がある他、クイックトレール注文を発注しておけば発注後の高値予想も特に必要がなくなるというメリットがあります。
この結果、クイックトレール注文を利用すれば上昇過程における衝動的な売買など一切の思惑を排除したシステマチックな売買が行えるようになり、一般の方でも従来より理想圏内で売買を行えることを可能とした注文機能と言えるのです。
もちろん、発注後に相場が全く上昇しなければ、「(発注時点の相場)−(指定幅)」まで下落した時点で自動的に成行で売り決済が行われますので、リスク管理機能も併せ持っています。

このクイックトレール注文のポイントの一つは、チャートなどを参照しながら「今後の高値から○○円(銭)下落するようだと、この相場のトレンドは変わるかも知れない・・・・」という相場の転換点を「(高値からの)下げ幅」をもってお客様自身が予想し、ご自身の運用成績に反映させることにあります。
ぜひ、従来の注文に加えて各種新注文機能・クイックトレール注文も身に付け攻略し、成績アップに繋げてみてください。

では具体的に例を挙げて見てみましょう。

 

 

上記の例ではクイックトレール注文発注後に相場が上昇したことで、発注時点の101円と比べて利益が拡大しましたが、為替レートが発注後に一度も高値を更新せずに下落を続けた場合は、執行価格(100.50円)に到達した時点で成行で売買が執行されます。

 

2. クイックトレール注文は売り・買い両方に使えるの?

はい、売り・買い両方の売買に対してご利用いただけます。

買い注文の場合は、発注以降の「安値(発注時点の安値はその時点の相場※OFFER)」が更新されるたびにトレール注文執行価格(逆指値)が自動的に切り下がって行きます。「発注以降の安値から○○円上がったら買え」といった注文を出すことが出来ます。

 

3. 新規・決済両方に使えるの?

はい、クイックトレール注文は新規・決済両方の注文にご利用いただけます。

一般的には、クイックトレール注文は既に保有しているポジションに対する決済注文で使われることが多いのですが、三菱商事フューチャーズのクイックトレール注文、及びトリガートレール注文(次項で説明)は新規注文の際にもご利用いただけます。

@新規買いの場合・・・・・例えば、発注以降に順次更新される安値から一定幅以上相場が上昇するようであれば、その後は上昇相場に転換するのではないか?と思われた場合などの仕掛けに有効です。
A新規売りの場合・・・・・例えば、発注以降に順次更新される高値から一定幅以上相場が下落するようであれば、その後は下降相場に転換するのではないか?と思われた場合などの仕掛けに有効です。

 

4. クイックトレール注文はどんな時に使うと便利なの?

外国為替相場は24時間変動していますが、いつでもパソコンにかじりついて値動きをフォローできるわけではありません。就業中や就寝時などに相場が自己ポジションに有利な方向に動いた場合、クイックトレール注文を出しておけば執行価格(逆指値)が自動的に変更されますので、いちいちパソコンの前に向かって訂正注文を出す必要がありません。

また、ある程度利益が出てきたポジションをお持ちの場合など、「最低これだけの利幅は確保したいが、それ以上に相場が有利な方向に動くようであれば更に利益も追求したい・・・」というようなご要望にお応えするのが、このトレール注文なのです。本ページでは、便宜上「売り決済注文」中心にお話を進めて参りましたが「売りでも買いでも利用できる」「決済でも新規でも利用できる」上、さらに次項以降でご説明するトリガートレール注文やハイブリッド(複合)注文をいかに有効に使いこなして成績アップに繋げられるかはお客様次第なのです。

 

 

【特許公開のご案内】
公開日
平成20年2月21日
公開番号
特開2008-040689
出願日
平成18年8月3日
出願番号
特願2006-212555
発明の名称
「売買注文処理システム」
出願人
三菱商事フューチャーズ
東京都千代田区丸の内二丁目2番1号
出願の内容
(概要)
変動する相場を対象として、トレール注文機能の利用を容易にでき、また当該機能をさらに拡張して利便性を向上した売買注文処理システム